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2018年5月16日(水)

第36回帝塚山大学心理学研究会が開催されました

4月25日(水)、本学奈良・学園前キャンパスにおいて、第36回帝塚山大学心理学研究会が開催されました。

今回は、本学大学院心理科学研究科博士後期課程を修了、現在は大学院研究員・本学非常勤講師の宮川裕基先生に「自分への思いやりの心理学」というテーマで発表をしていただきました。

宮川先生の研究テーマは「セルフ・コンパッション(自分への思いやり)」で、自分への思いやりの高ければ、人生における困難とどう向き合えるかについて実証的な研究を進めており、ご自身の最近の研究データから、自分を思いやる人は、自分の価値に沿って物事に打ち込むことができ、目標が頓挫しても柔軟に切り替えることができることなどを明らかにしています。

発表後の質疑応答では、フロアとの間で活発な議論が繰り広げられ、予定時間をオーバーするまでに至りました。

宮川先生の発表

発表に聴き入るフロアのみなさん

蓮花学長との質疑応答のひとこま

フロアとのディスカッションの様子