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2017年3月10日(金)

奈良県大学生ボランティアシンポジウム2017開催!

奈良県教育委員会と本学とが協力して実施している「奈良県大学生等による不登校支援事業」の一環として、「大学生ボランティアシンポジウム2017」を3月4日(土)に開催しました(於:奈良県文化会館)。奈良県内の大学生、教育・学校関係者、一般の方など約90名の参加者があり、熱心に登壇者の話に耳を傾けていました。

当日のプログラムは次の通りです。

①開会行事:13時20分~13時30分

②学生の活動報告:13時30分~14時

③パネルディスカッション:14時~14時50分

④講演:15時~16時40分

⑤閉会行事:16時40分~16時45分

このうち、②学生の活動報告では、心理学部2年生の亀田凌雅さん、3年生の坂上采花さん、4年生の髙田莉恵さんが、小学校におけるボランティア活動のやりがいやそこから学んだことなどを発表しました。③パネルディスカッションでは、本学心理学部の中地展生准教授がコーディネーターとなり、4名のパネラー(学生代表の亀田さん/天理市不登校等親の会「いなほ」の保護者/大学生ボランティアを受け入れている小学校の教員/奈良県教育委員会の指導主事)やフロアと活発な意見交換を行いました。④講演では、京都教育大学の内田利広教授から「不登校支援における学生ボランティアの意義と活用」というテーマでお話をしていただきました。内田先生からも、本事業について「大学生が県に提言をする形でスタートしたことが全国的に珍しく、興味深い取組」などと評価していただきました。

来年度もこの事業は継続します。対象とする県内の小学校も増やし、さらには、中学校にも大学生ボランティアを派遣する計画です。多くの大学生の参加をお待ちしています!

 

大学生による活動報告その1

大学生による活動報告その2

パネルディスカッションの様子

内田先生の講演