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2017年3月21日(火)

アドベンチャーカウンセリング授業の効果―第34回心理学研究会を開催しました

3/14(火)に第34回帝塚山大学心理学研究会を開催し、心理学部の関智子先生が「アドベンチャーカウンセリング授業における効果についての調査報告」というテーマで発表していただきました。 

アドベンチャーカウンセリングとは、冒険的な要素のあるゲームを体験し、グループや対人関係の中で起こる感情や思考、取り組み方などに焦点を当て、個人とグループの成長を図ることを目指した(小西, 2008)グループカウンセリングのことで、他ではあまりみられないユニークな試みでもあります。 

今回は、アドベンチャーカウンセリングを授業に取り入れることで、受講生にどのような効果がみられたかを、3年間にわたる調査データに基づいて発表していただきました。その結果、日常生活のスキルや社交性、自他理解などに変化がみられ、授業でアドベンチャーカウンセリングを取り入れることの有用性についてもふれていただきました。

フロアとのディスカッションも、予定時間を超えるまで活発に行われました。

心理学部では今後も心理学研究会を開催いたします。学内外のみなさまのご参加も歓迎しております。

発表をする関先生1

発表をする関先生2

フロアとのディスカッション1

フロアとのディスカッション2