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2017年5月9日(火)

第32回国際アルツハイマー病協会国際会議で奥村教授が発表

2017426日から29日に国立京都国際会館において第32回国際アルツハイマー病協会国際会議(The 32nd International Conference of Alzheimer’s Disease International)が開催され、世界各国からアルツハイマー病の当事者や、認知症の方への支援にかかわる人たちが参加されました。

この会議は、2004年にも京都で開催されましたが、それ以降、世界でも日本でも、認知症への理解や支援の取り組みは大きく進みました。

2017年には、世界保健総会がグローバルプランに認知症を取り入れることが予定されており、今後のさらなる施策の充実が期待されるところです。 

心理学部教授の奥村由美子は、この度の会議において科学研究費による成果について、Factors related to mental health of family members in Dementia CareThe significance of living how one wants-”と題して、認知症介護における家族介護者の精神的健康にかかわる要因についての検討の成果をポスター発表し、関心をもってくださった参加者との議論を行いました。今後も認知症介護における心理学が果たせる役割を追究していきます。


国際会議の看板

共同研究者の谷向知先生(愛媛大学医学部)とポスターの前で

研究発表のポスター