News

2017年6月29日(木)

大学生等による不登校児童生徒支援事業:本年度第1回大学生ボランティア研修会を実施

6月26日(月)16時~17時半/18時10分~19時40分に大学生ボランティアを対象とした本年度第1回目の研修会を奈良県教育委員会とともに行いました。教育指導支援室教育相談係の北口嘉憲係長に開会の挨拶をしていただき、あわせて、講師の大畑 豊先生(子どもの心と発達の相談ルーム「ここケット」代表)をご紹介いただきました。

大畑先生からは、まず、学校現場でボランティアが活動する際に、気を付けておかないといけないマナーやルールについての解説をしていただきました。後半は、架空の事例が課題として出され、グループに分かれて、その事例について話し合い、その結果を発表するというグループワークを行いました。

今回参加した学生は、奈良県教育委員会にボランティアとして登録されている学生たちであり、16時からの研修会には10名、18時10分からの研修会には15名の合計25名が参加しました。本学の学生だけでなく、他大学の学生(神戸親和女子、畿央、奈良女子、京都教育、佛教など)も多く参加し、この取組のもう一つの目的でもある「大学間の垣根を越えた」交流が進んでいることを実感しました。

最後の、奈良県教育委員会の髙岡訓子指導主事による閉会の挨拶では、この取組も2年目となり、地域にも広く知られてきており、県内の小学校や中学校からの大学生ボランティアを希望する声が多く出ているという現状の報告がありました。

心理学部では、独自に、毎月の継続研修会を行っており、大学生のボランティア経験が自分たちの学びにつながるような支援を行っていきます。興味のある方は、学部学科あるいは大学を問いませんので、ぜひご参加ください!

教育委員会北口係長の開会のご挨拶

大畑先生による解説

グループごとに事例を検討

髙岡指導主事の閉会のご挨拶