帝塚山大学・奈良大学合同心理学研究会を開催しました

１１月３０日、帝塚山大学心理学部と奈良大学（奈良市山陵町）社会学部心理学科との合同の心理学研究会が、奈良大学総合研究棟多目的ホールで開催されました。

今回の研究会は、同じ奈良市内にある心理学系の大学が交流を深めることで、互いに切磋琢磨しつつ、さらなる発展をめざすことを目的に企画されました。 

本学心理学部からは、河越隼人講師が「実証的カウンセラートレーニング」というテーマで、カウンセラー養成のために開発されたマイクロカウンセリングについての紹介とそのトレーニングメソッドの発展について、ご自身の研究成果を交えながら講演しました。 

一方の奈良大学側は、前田泰宏教授から「臨床マインドフルネスの実践」というテーマで、心療内科クリニックに通院する患者さんグループを対象に行っているマインドフルネス実践の試みについてご講演をいただきました。

各講演後は、フロアとの熱い議論が繰り広げられ、盛会のうちに終えることができました。また、その後の懇親会では、両学の教員・大学院生が親睦を深めました。

合同研究会は、今後も継続して開催される予定です。