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2016年11月10日(木)

高知県で高齢ドライバーへの教育効果の研究を実施

心理学部応用心理学研究室(蓮花一己教授)の学部生と院生らは、10月上旬から下旬にかけて(107日~109日、1028日~113日)、計2回に及ぶ高齢ドライバー調査を高知市にある高知県自動車学校で実施しました。この調査は、帝塚山大学心理学部・蓮花教授が中心となり、高知工科大学地域交通医学・社会脳研究室及び近畿大学理工学部との共同研究をして準備されてきたものです。

応用心理学研究室の学生たち(3回生3名、4回生4名、大学院生1名)は、他大学の学生や研究員、さらには教習所の指導員の方々と一緒に、室内での質問紙調査や危険予測実験、教習所コースでの運転行動調査などを、約45名の高齢者に対して行いました。時に一週間に及ぶ長期の調査でしたが、学生たちの親切で丁寧な説明や対応によって、参加してくれた高齢者の方にも大変好評でした。

今年度の調査を持って、3年間に及ぶ調査研究も無事に終了し、高齢者への教育プログラムの開発も大きく前進しました。今後、高齢者の老化と運転行動との関係を明らかにして、高齢者への教育プログラムを提言していきます。 

教習所走行実験の準備をする学生たち

危険予測実験の説明をする学生