News

2016年2月3日(水)

博士前期・後期課程研究論文発表会を開催しました。

大学院心理科学研究科では、1月29日、30日の2日間にわたり、修士論文・博士論文の発表会を開催しました。今年度提出された論文は、修士論文14件、博士論文1件で、分野も臨床、産業、社会、交通、神経科学と多岐にわたり、それぞれの発表について、領域を超えた活発な議論が行われました。 

発表者の皆さんは、厳しい質問やコメントに戦々兢々としながらも、それに負けじと堂々と応え、逆に、フロアの教員や院生諸君からは、興味深い知見を聞かせてもらったと、刺激的な一幕もありました。

 

研究発表題目

<修士論文>

「他者意識と感情のフィードバックが感情認知の正確さに与える影響について」/「若者の同乗者効果と攻撃的運転行動の研究」、「男女共同参画社会における従業員の職業ストレスに関する研究―ワーク・ファミリー・コンフリクトと育児参加の視点から―」/「音楽鑑賞と自律訓練法の併用によるストレス解消効果の検討」、「イルカ介在活動参加者の行動特徴変化および母親の心的変化について」/「中小企業経営者および個人事業主に関するメンタルヘルスの研究」/「自立支援施設におけるアドベンチャーカウンセリングによる児童の変化の検討」/「医療従事者のタイプA行動特性及びストレスコーピングと生活習慣に関する研究―身体的症状のめまいを中心として―」/「中学生における友人関係の持ち方が学校適応感に与える影響について」/「所属集団における居場所感尺度(大学生用)作成の試み」/「内観面接者の基本姿勢が内観的思考および共同体感覚に及ぼす影響に関する研究」/「不登校生徒の限学級復帰を円滑にする学級環境の検討―高校教員と高校生の視点から―」/「行動面および学習面に問題を抱える子どもをもつ母親の困りごとと支援ニーズについて」/「感情労働と職業的アイデンティティに関する研究」

 

<博士論文>

「Tryptophan感受性疲労認知回路の特定―グリア-ニューロン回路応答の実験心理学的解明―」