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2016年6月29日(水)

幼児期の顔認識の発達 ― 第32回心理学研究会を開催しました

629日(水)に、第32回帝塚山大学心理学研究会を開催しました。今回は本学現代生活学部こども学科の杉村智子先生に、「幼児期の顔認識の発達」というテーマでご講演をいただきました。             

「どうして子どもは大人が変装したサンタクロースを見抜けないのだろう」という素朴な疑問が、この研究を始められたきっかけだったそうで、人が顔をどのように認識しているのか、また子どもと大人とでは認識の仕方がどのように異なるのかなどについて、従来の研究や先生ご自身の研究成果も交えながら、お話しいただきました。

ご講演後の質疑応答では、フロアからも質問が相次ぎ、大いに盛り上がりました。中には、「最近の若い子の顔が見分けられなくて困っています!」など、教員自身が日頃抱えている悩み(?)なども飛び出し、活発でありつつ和やかなムードでディスカッションが続きました。

心理学部では今後も心理学研究会を開催いたします。学内外のみなさまのご参加も歓迎しております。

杉村先生のご発表1

研究会の様子

杉村先生のご発表2

フロアとの議論も活発に