News

2015年6月25日(木)

ロールシャッハ研修会を実施しました!

6月20日(土)の13時30分より学園前キャンパス10号館3階グループワーク実習室にて、帝塚山大学大学院心理科学研究科臨床心理学専修、包括システムによるロールシャッハ研修会を実施しました。今回の研修会は、花園大学の学生2名も参加してくださる合同研修会となりました。

講師は、村松朋子先生(金沢大学精神医学教室助教・臨床心理士、包括システムによる日本ロールシャッハ学会常任理事、研修委員会委員長)をお迎えし、一つの事例をもとに包括システムによるロールシャッハを学びました。

検査後のコーディングを学ぶだけでなく、事例をあげてくださったことでクライアントの臨床像が浮かび上がり、村松先生の実際の体験を交えたとても臨場感のある内容となりました。そのようなクライアント像から実際の検査結果とすり合わせることで、一つの治療過程の物語の中に、ロールシャッハがどのような位置づけで、どのような役割を果たしたのかが理解できました。包括システムによるロールシャッハを学ぶ上で、有意義で貴重な時間となりました。今後も3か月に一回のペースで研修会を開催する予定です。