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2015年10月25日(日)

《第31回心理学研究会報告》「高齢ドライバーの医学的スクリーニングの有効性」「フィンランドにおける男女共同参画」実施しました!

心理学部では、10月15日の17時00分より学園前キャンパス10号館3階グループワーク実習室にて第31回帝塚山大学心理学研究会を実施しました。第31回の演者は、フィンランドのTurku UniversityからEsko Keskinen教授とSoili Keskinen教授にお越しいただきました。

Esko Keskinen教授には、「The Effectiveness of older drivers' medical screening」という題目で、高齢者と若者のドライバーの比較を行いながら、交通事故率やそれに関連する要因を解説していただきました。また、高齢ドライバーの特徴を医学的にスクリーニングすることの可能性を紹介してくださり、交通に関する研究の重要性が益々高まっていることが伝わってくる内容でした。

Soili Keskinen教授には、「Gender Equality in Finland」という題目で、フィンランドにおける男女共同参画の問題を紹介していただきました。日本と同様に、フィンランドにおいても女性のキャリアや社会進出が注目されており、給与や育児といった問題を例に挙げながら、実際の取り組みについて解説していただきました。

お二人の発表に対して、本学教員や参加者から数多くの質問があり、活発な議論が交わされる場となりました。

心理学部では今後も月1回のペースで研究会を開催する予定にしています。学内のみならず学外の皆様の参加も歓迎致しますので、よろしくお願い致します。

司会を務める蓮花研究科長

Soili Keskinen教授の発表

Esko Keskinen教授の発表

神澤学部長とのディスカッション