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2015年7月4日(土)
《第29回心理学研究会報告》「発達障害児の行動特性と尿中モノアミン代謝産物の関係」実施しました!
心理学部では、6月24日の16時00分より学園前キャンパス10号館3階グループワーク実習室にて第29回帝塚山大学心理学研究会を実施しました。第29回の演者は、本学大学院心理科学研究科博士後期課程2年の盛永政和氏にご担当いただきました。題目は「BALANCE HYPOTHESIS OF BEHAVIORAL CHARACTERISTICS AND URINARY MONOAMINEMETABOLITES IN NEURODEVELOPMENTAL DISORDERS」でした。
盛永氏は、実際に発達障害を抱える児童の支援に携わっておられ、その経験と、本学心理学部の山本隆宣教授のもとで身につけられた神経生理学の知識を合わせた研究に取り組んでおられます。今回の発表では、発達障害児の不注意や多動、自閉症傾向といった行動特性が、尿中に含まれるセロトニンやドーパミンなどのモノアミン代謝産物と関連しているであろうことが報告されました。発表後には、本学教員や参加者から数多くの質問があり、活発な議論が交わされる場となりました。
心理学部では今後も月1回のペースで研究会を開催する予定にしています。学内のみならず学外の皆様の参加も歓迎致しますので、よろしくお願い致します。