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2014年10月27日(月)

香川県高松市での事故多発地点の交通調査

去る10月20日(月)~21日(火)において、心理学部応用心理学研究室では、公益財団法人・国際交通安全学会の研究プロジェクトの一環として、香川県高松市内の事故多発交差点において、交通行動調査を実施しました。当日は朝早くから香川に向けて車で出発し、現地ではビルの屋上等からビデオカメラ数台を用いて、交差点での車両挙動や自転車や歩行者の行動を記録しました。本調査は、事故多発交差点で発生する右直事故や追突事故などがなぜ発生するかを推定するために行われる調査です。

心理学部応用心理学研究室(ゼミ担当:蓮花一己教授)では、従来から各地の事故対策に関連する調査を実施してきましたが、昨年より香川県の行政関係者や日本の交通安全の専門家と協力して、研究プロジェクトに参加しています。研究室の学生たち(4回生3名、大学院生1名)は名古屋大学の研究者と協力して、長時間の調査を実施してくれました。調査結果は本年度内にまとめられますが、結果の一部については、参加学生の卒業論文にも活用する予定です。

天候にも恵まれ、2日間連続で昼食は讃岐うどんを頂き、学生ともども大変満足のいく調査となりました。

観察調査の準備をする学生たち

調査地点となった交差点の様子