第24回帝塚山大学心理学研究会を実施しました！

心理学部では、6月4日の15時30分より学園前キャンパス10号館３階グループワーク実習室で第24回帝塚山大学心理学研究会を行いました。第24回の演者は本学卒業生であり、現在は心理学部の非常勤講師をされている畦地裕統先生にご担当頂きました。題目は「新しい心理学を目指して―心理学から分子生物学まで―」でした。

畦地先生は本学人文科学部人間文化学科（現在の心理学部心理学科）で大脳生理学研究室に所属し、山本隆宣教授の指導を受けた後、新潟大学医歯学総合研究科に進学し、博士号（医学）を取得されました。

畦地先生は山本教授の指導、そして大学院で学ばれた分子生物学・細胞生物学の知見を生かした心理学研究に取り入れた「分子・細胞心理学」を実践しようと研究に取り組まれています。発表では、博士論文に収録された研究から、まさに現在も実験中である研究の説明までご自身の研究について幅広く紹介されました。研究会には教員や大学院生、学部生など多くの方たちが参加し、発表中また発表後にも予定した時間をオーバーした活発な議論が行なわれました。