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2014年2月21日(金)

第22回帝塚山大学心理学研究会を実施しました!

心理学部では、2月20日の15時より学園前キャンパス10号館3階グループワーク実習室で第22回帝塚山大学心理学研究会を行いました。第22回の演者は同志社大学心理学部特任助手で本学心理学部でも非常勤講師をされている河越隼人先生にご担当頂きました。題目は「実証に基づくカウンセリング技法訓練―なぜマイクロカウンセリングは有効なのか―」でした。

河越先生は本学大学院修士課程(臨床心理学専修、現在心理科学研究科博士前期課程)を修了後(指導教官:玉瀬耕治教授)、同志社大学心理学研究科博士後期課程に進学し博士号(心理学)を取得されました。

カウンセリングには様々な手法がありますが、その実証性については度々議論となります。カウンセリング技法習得のための訓練プログラムであるマイクロカウンセリングは、実証に基づくカウンセリング技法を、実証に基づく手続きで訓練するものです。今回の河越先生の発表では、そのようなマイクロカウンセリングの発展を目的に行ってきた複数の実証研究が紹介されました。研究会には教員や大学院生、学部生など多くの方たちが参加し、発表中また発表後にも予定した時間をオーバーした活発な議論が行なわれました。

心理学部では今後も月1回のペースで研究会を開催する予定にしています。学内のみならず学外の皆様の参加も歓迎致しますので、よろしくお願い致します。

発表する河越先生1

発表する河越先生2

真剣に聴き入る参加者

質問する蓮花副学長(右)と玉瀬教授(左)