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2013年3月1日(金)

第4回帝塚山大学・中京大学合同心理学研究会を実施しました!

2月28日(水)に、帝塚山大学学園前キャンパス10号館にて、第4回の「帝塚山大学・中京大学合同心理学研究会」を開催しました。

帝塚山大学心理学部では研究活動や教育活動をこれまで以上に盛り上げるために昨年度より、中部地区に所在し、心理学の分野で著名な伝統を有する中京大学との間で連携事業を開始しています。今回はその4回目として、中京大学心理学部の多数の先生方と大学院生をお迎えして帝塚山大学にて研究会を開催しました。

研究会では帝塚山大学心理学部の蓮花一己先生が司会を行い、中京大学、帝塚山大学それぞれの先生に発表を行って頂きました。

中京大学心理学部からは産業心理学・社会心理学が専門の松本友一郎先生が「看護師の対人ストレッサ―及びバーンアウト傾向」と題して発表を行って頂きました。また、帝塚山大学心理学部からは臨床心理学が専門の奥村由美子先生が「認知症高齢者への回想法に関する研究:心理学に期待される役割と課題」と題して発表を行って頂きました。どちらの先生の発表も、看護師のバーンアウトや認知症高齢者といった切迫した対応が求められる社会的問題を取り上げ、それに対する具体的なアプローチを含んだものであり、とても興味深い発表でした。

また、発表後には、中京大学大学院心理学研究科長の向井希宏先生、中京大学心理学部長の坂井誠先生、帝塚山大学大学院心理科学研究科の森下高治先生の総括とご挨拶がありました。

研究会には両大学の教員に加えて、帝塚山大学大学院、中京大学大学院の大学院生、さらには大阪樟蔭女子大学の先生方など、多数の方が参加し、会場は満員となり、大変盛り上がった研究会となりました。

さらに、研究会終了後には懇親会も行われ、こちらにも多くの教員と大学院生が参加し、交流を深めました。

第5回の合同心理学研究会は今年の夏頃に開催する予定で、次回は中京大学に帝塚山大学の教員と大学院生が伺うこととなっています。

蓮花先生の司会で研究会スタート

奥村先生の発表の様子

松本先生の発表の様子

懇親会での中京大学向井先生の乾杯の様子