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2013年5月13日(月)

第18回帝塚山大学心理学研究会を実施しました!

心理学部心理学科では、5月7日の13時30分より奈良・学園前キャンパスにおいて、第18回帝塚山大学心理学研究会を行いました。第18回の演者は金沢大学子どものこころの発達研究センター特任教授の東田陽博先生にご担当いただきました。題目は「オキシトシンと発達障害」でした。

 

東田先生は高校までを奈良で過ごされたということで、奈良との繋がりについてお話された後、先生が長年携われてきたオキシトシンに関して、特にオキシトシンが社会的認識機構を担っていることについて、丁寧にご説明いただきました。オキシトシンの点鼻服用によって自閉症患者の症例改善に効果があったとの報告は大変興味深いものでした。質疑応答の時間には、その詳細なメカニズムについての質問があり、活発な議論がなされました。

 

心理学部では今後も月1回のペースで研究会を開催する予定にしています。学内のみならず学外の皆様の参加も歓迎しますので、よろしくお願いいたします。

東田先生の講演の様子1

東田先生の講演の様子2

真剣に聴き入る参加者

質疑応答の様子