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2012年11月1日(木)

第13回帝塚山大学心理学研究会を実施しました!

心理学部心理学科では、10月31日の13時00分より学園前キャンパスで第10回帝塚山大学心理学研究会を行いました。第13回の演者は本学心理学部教授の神澤創先生にご担当頂きました。題目は「自殺の心理学」でした。

奈良県は日本で最も自殺率が低い県であることは誇れるものの、それでも昨年も238人の方が自殺で亡くなっており、その対策は急務であるといえます。

神澤先生は奈良県自殺対策連絡協議会の座長を務めておられ、今回の発表では奈良県の自殺対策の現状を中心に、自殺の危険因子や保護因子、ゲートキーパーの重要性、自殺の予防や自死遺族ケアに対して心理学はどのような関わりができるかなど、多岐にわたる話題が取り上げられました。また、発表後には、さまざまな視点からの質問があり、活発な議論がなされました。

心理学部では今後も月1回のペースで研究会を開催する予定にしています。学内のみならず学外の皆様の参加も歓迎致しますので、よろしくお願い致します。

神澤先生の研究発表の様子

真剣に聞き入る参加者