第10回帝塚山大学心理学研究会を実施しました！

心理学部心理学科では、5月30日の13時より学園前キャンパスで第10回帝塚山大学心理学研究会を行いました。第10回の演者は本学心理学部教授で心理学科主任でもある大久保教授が担当しました。題目は「青年期以降の発達障害への臨床心理学的支援」でした。

発表では、最近さまざまな領域や場面で注目されている成人期の発達障害について説明があり、その後、大久保教授が取り組んでいるSST（社会技能訓練）をはじめとする臨床心理学的支援の方法や実例について紹介がありました。成人期の発達障害は、周囲も本人もなかなかわからず、それ故に誤解をされることが多いことも問題であり、また治療することによって二次障害が生活上の問題を良い方向に導くとされています。そのような点からも青年期以降の発達障害の臨床心理学的支援が重要になってくるとのことでした。発表後には、具体的な臨床心理学的支援の方法について多くの質問がありました。

心理学部では今後も月1回のペースで研究会を開催する予定にしています。学内のみならず学外の皆様の参加も歓迎致しますので、よろしくお願い致します。