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2011年6月21日(火)

児童自立支援施設を見学しました。

6月9日(木)に地域福祉学科・才村先生の「ゼミナールⅠ」の授業の一環として、大阪府柏原市にある大阪府立修徳学院(児童自立支援施設)の見学に行きました。

児童自立支援施設というのは、非行や家庭環境、その他の理由により、生活指導を要する子どもたちに対して、心身の健全な育成を図り、自立のための支援をする施設です。子どもたちは恵まれた自然環境の中で、専門の資格をもつ夫婦と生活を共にし、学習、作業、スポーツなどを通じて伸び伸びと育っていきます。

この修徳学院は、大阪ドームの約4倍の広さで、恵まれた自然環境の中にあり、小舎夫婦制で指導しています。「小舎夫婦制」とは、夫婦が父母の役割をもってひとつの家に住み、非行少年8人~12人の援助を行うものです。 ここで長年、非行の子どもたちと起居を共にして援助の仕事をしておられる児童自立支援専門員の方から、非行少年への援助の秘訣などのお話を伺うことができました。

児童自立支援専門員の方の話に耳を傾ける学生たち。