News

2011年10月11日(火)

第5回帝塚山大学心理学研究会を実施しました!

心理学部心理学科では、9月26日の13時より学園前キャンパスで第5回帝塚山大学心理学研究会を行いました。第5回の演者は1年間の在外研究を終えた心理学科の2名の先生が担当しました。

まず、宮川治樹先生がカナダのビクトリア大学(University of Victoria)での1年間の研修の様子や研究成果について「Uvic. Based Adventure」と題して発表しました。カナダの豊かな自然の中での様々な自然体験活動・野外教育に携わられた様子や、それをいかに心理学部で進めるアドベンチャーカウンセリングに生かすかを報告。また、カナダ滞在中に東日本大震災が発生した際に、ビクトリア大学と協議して「日本語談話室」を開設し、ビクトリア在住の日本人留学生を支援する活動を行ったことについても発表しました。

次に、中京大学体育学部、大阪青山大学、大阪ライフサポートセンターで1年間の研究活動を行った川合悟先生が「Computer graphic and PHANTOM haptic displays: Powerful tools to understand how humans perceive heaviness」と題して発表を行いました。物の重さの知覚に関わる様々な要因を明らかにするという長年にわたる研究をまとめ上げるという課題を始め、さまざまな研究や活動に携わった様子を報告しました。

研究会に参加した大学院生は、両先生の意欲的な活動と研究成果に驚き、研究者の先輩として強い刺激を受けていたようでした。

研究会終了後は夕刻より、両先生の学科への復帰を祝って大学院生主導で歓迎会を行いました。定例となっている三木先生のマジックや、豪華賞品?が当たるビンゴ大会などパーティも大盛況でした。

心理学部では今後も月1回のペースで研究会を開催する予定にしています。学内のみならず学外の皆様の参加も歓迎致しますので、よろしくお願い致します。

宮川先生の発表風景1

宮川先生の発表風景2

川合先生の発表風景1

川合先生の発表風景2