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2010年7月3日(土)

愛媛県松山市での交通行動調査

平成22年6月21日から25日にかけて、愛媛県松山市石原自動車教習所において、ドライバーへの交通行動調査を実施しました。帝塚山大学心理福祉学部・応用心理学研究室が中心となり、中京大学心理学部・応用心理学研究室や大阪大学人間科学部応用心理学研究室の学生、大学院生が参加する総勢10名以上の調査チームが参加しました。始めのうちは初対面で緊張を隠せない学生たちも調査をするうちに打ち解けるようになり、また、教習所の指導員の方々や調査に来られたドライバーとも笑顔で話をしていました。調査を通じて、学生たちも成長できたようです。大学間の交流の場としても今後も調査を続ける計画です。 

石原教習所では一昨年に続く調査で、今回は松山市内を中心とする30代から70代までのドライバーの方々44名に対して、走行実験や危険予測テスト、質問紙調査が行われました。今後は運転に及ぼす加齢の効果や危険予測技能と運転行動の関連性などの分析を行って、交通心理学会や応用心理学会などで発表する予定です。

調査が行われた松山市・石原自動車教習所の教習コース

教習車両を用いての走行調査の様子