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2010年10月25日(月)

心理学科応用心理学研究室 自転車・歩行者実験を教習所にて実施しました

自転車走行中の高齢者

心理福祉学部心理学科応用心理学研究室(蓮花一己教授)では、10月4日に奈良交通自動車教習所において、29名の高齢者の皆さんに対して、歩行者・自転車の行動実験を実施しました。蓮花教授がプロジェクトリーダーを務める自転車研究プロジェクトの一環です。

帝塚山大学を中心にして、大阪大学、立命館大学の学部生や大学院生10数名からなる合同チームでした。高齢者にヘルメットをかぶってもらい、ジャイロセンサーという角速度の測定器を付けて、教習所内のコースを歩行してもらうとともに自転車で走行してもらいました。教習所でのビデオ観察や質問紙調査も合わせて行いました。

今後、高齢者の確認行動や歩行・走行速度、経路などを分析して、歩行者や自転車利用者の交通安全対策に結び付ける予定です。

高齢者の方に自転車で走行してもらうために詳細な説明を行います

教習所でのビデオ観察