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2024年5月20日(月)

【居住空間デザイン学科】「奈良きたまち」のフィールドワーク

プロジェクト演習では、「奈良きたまち」でのフィールドワークを5月18日に行いました。フィールドワークでは、実際に街を歩くことで、ネットの情報や文献資料だけではわからない街の空気を感じることを大切にしています。まち歩きの中での様々な発見が、新しいデザインの発想につながります。

この授業では、2022年より「奈良きたまち」エリアの魅力を向上させるデザイン提案を行っていますが、昨年度はまちなかに設置する道標となるベンチの設計と製作を行いました。今年度も学生たちと一緒に、この街への仕掛けを考えていきます。

フィールドワーク終了後、多門町の「日+月+星」にて、スペースを運営されているタカハシミチヨさんから、きたまちエリアの現状や現在の活動についてのお話をお伺いしました。カフェだけでなく、アトリエやコミュニティスペースなどが増えているのは、きたまちの雰囲気が気に入っている人の繋がりの結果なのではないかというお話を聞いて、学生たちも積極的にまちに関わっていこうという気持ちになったのではないかと思います。

今後はワークショップを重ねながら、学生たちは「奈良きたまち」エリアの魅力を向上させるデザイン提案を考えていくことになります。同時に、昨年度製作したベンチを設置する社会実験も近日中にスタートする予定です。