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2024年8月8日(木)
【居住空間デザイン学科】プロジェクト演習ー奈良きたまちの町家で学外授業をおこないました
プロジェクト演習では、2022年より「奈良きたまち」の魅力を向上させるデザイン提案を行っていますが、8月3日に今年度の学生たちによるプレゼンを行いました。今回は、きたまちで活動されている注連縄アーティストのエビ子さんのアトリエをお借りし、ギャラリー「日+月+星」のタカハシミチヨさんにも参加していただき、学生たちの提案を聞いていただきました。
学生たちは、四月に行った現地フィールドワークやリサーチを経て、ワークショップを重ねながら「きたまち」活性化のアイデアを練ってきました。今回はそのアイデアをプレゼンシートにまとめて、3つのグループに分かれて発表しました。
江戸時代の人相書きを模した看板、ディープな情報を載せるエリア地図、テーマ料理を巡るスタンプラリーといった、ユニークなアイデアが次々と発表され、エビ子さんやタカハシさんも真剣に聞いてコメントをしてくださいました。後期はさらにアイデアをブラッシュアップして、いくつかの提案を実際に実現させていく予定です。
また同時に、昨年度の授業で製作したベンチをエビ子さんのアトリエ前に設置させていただき社会実験を開始しました。今後は、このベンチが「きたまち」にどのように影響をもたらすのかについても調査していく予定です。
グループの発表
意見交換の様子
学生とエビ子さん、タカハシさん