News

2023年9月26日(火)

【居住空間デザイン学科】北澤ゼミと竹山ゼミの学生達が、JR畝傍駅の保全活用提案を発表しました

9月16日、橿原市にある「今井まちなみ交流センター 華甍」において、本学科の北澤ゼミと竹山ゼミの学生達が、夏休みに取り組んだJR畝傍駅の保全活用提案を発表しました。
JR畝傍駅は、かつて皇族が橿原神宮や神武天皇陵を参拝する際に利用した貴賓室が現存する貴重な駅ですが、老朽化によりコンパクト化した駅舎への建替えの危機にさらされています。地元の市民団体が「JR畝傍駅舎の保全活用を進める会」を結成し、保存活用についての提案を募集していると聞き、当学科の北澤ゼミと竹山ゼミが駅舎の活用提案を作成しました。
自由に好きな形を設計する普段の設計課題とは異なり、古い建築物を実際に活用する為には、そこでどのような活動を行い、どのように維持管理費用を捻出するかといった難しい現実と向き合う必要があります。学生達にとっては大変な経験だったと思いますが、大きな成長に繋がったのではないかと思います。

会場となった「今井まちなみ交流センター 華甍」2階ホールの様子

北澤ゼミの学生によるプレゼンテーション

竹山ゼミの学生によるプレゼンテーション

模型を使いながら提案の説明を行う様子