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2014年11月26日(水)

【居住空間デザイン学科】高大連携プログラム『十津川高校文化祭での共同制作』

2014年11月15日、「高大連携協定」を結んでいる奈良県立十津川高校の文化祭「文武(ふみたけ)祭」が行われ、居住空間デザイン学科の安井健二先生と学生有志7名が、十津川高校の竹材を利用したドームの共同制作を行ないました。

奈良県立十津川高校は奈良県南部、吉野郡十津川村にあり、十津川高校の前身である「文武館」は元治元年(1864年)に創立され、11月1日には岩井学長らも参加した創立150周年記念式典が行われた歴史ある学校です。

十津川高校は奈良学園前キャンパスから120kmほど離れているため、安井健二先生と居住空間デザイン学科の有志2回生7名は前日の14日に十津川高校近隣で宿泊し、15日の朝から十津川高校で作業を行いました。

共同制作した「木材パーツを組み上げてつくるドーム」は、居住空間デザイン学科の三山先生、安井健二先生と十津川高校で意見交換しながらアイデアを出し、基本構造とデザインを考えました。デザインをもとに、十津川高校の前田先生と高校生たちが竹材からドームを構成するユニット“三角形”を制作し、立体へと組み上げました。紙を貼る・色を塗るなどの作業を15日に共同で行ない、昼過ぎに完成しました。

当日は天候にも恵まれ、文武祭に来ていた地域の子どもたちにも色を塗る作業に参加してもらったりして、学生たちは充実した一日を過ごしました。

組み上げられた竹材に共同で紙を貼る

地域の子どもたちも参加

無事完成!