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2010年6月17日(木)

居住空間デザイン 平城遷都1300年祭平城宮跡会場へ

居住空間デザイン学科の4年生有志数名と同学科の中西准教授が5月28日、平城宮跡メイン会場に見学に出かけました。

主要な目的は復元された第1次大極殿正殿の見学です。大極殿正殿は宮殿の中でも最も重要かつ最大の建造物で、即位の儀式や元日の朝賀には高御座と呼ばれる玉座が置かれ天皇が出御する建物です。

平日にも関わらずお年寄りから小学生の遠足、加えて外国からの見学者まで多数が訪問。復元された大極殿正殿には10分程度並び入場できました。

ここで復元の過程や設計、構造について中西准教授の話しを聞き勉強です。朱塗りの檜の柱が1本3千万円もすると聞いてビックリ。また、設計は発掘調査の結果をベースに奈良時代の建築物を徹底的に研究してされたことや、たくさんの見学者が入場することから現在の建築基準法もクリアしていること、地下には免震構造まで備えていることなどを学びました。

この他、平城宮歴史館/遣唐使船復元展示施設や朱雀門を回りました。

中身の濃い1日となりました。

 

復元された第1次大極殿

復元された遣唐使船