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2026年9月22日(火)

【法学部】消防実務講座(奈良県広域消防組合)を開催

7月22日(水)、奈良県広域消防組合から講師をお迎えし、2026年度第3回目となる「消防実務講座」を開催しました。

冒頭、講師の方のご経歴について紹介があり、東日本大震災の際に派遣された経験談が語られました。消防は感謝される仕事であり、かつ、助ける仕事であることを改めて実感されたというお話しが印象的でした。その後、救急救命士としての現場経験のほか、本部勤務や奈良県庁をはじめとする他の行政機関への派遣経験を経ることで、「人を守るため・助けるために法の理念を現場で実装する」デスクワーク(消防行政・防災行政)があることにも言及いただきました。

中盤には、奈良県内の3消防組織における相違についても解説いただきました。とりわけ、単独消防と組合消防について分かりやすい解説を通じて、取り扱う業務の幅の相違を理解することができました。その後、消防の任務を遂行するための具体的な行動やルールとして、消防法・消防組織法が存在しており、消防の役割・業務とリンクしていること解説をいただきました。受講生にとって、法学の学びがリンクする瞬間となったようです。

さらに、「消防は人命救助の最前線と最後の砦であり、予防も最重要であること」をテーマに消防官としての使命感を語っていただきました。その中でも、業務としてはチーム一体となって活動する必要があることから、「チームワークと信頼」の構築が重要であるほか、多様化する災害にも対応できる柔軟さと日頃の訓練も大切であることが言及されました。また、リアルな業務体験談をお話しいただき、現実的な厳しさがある反面、フォロー体制が充実しているという奈良県広域消防組合の特色を実感できました。

終盤には、採用試験等について説明をいただき、関西4位に入る大規模消防組織であることから、大規模消防と地方消防の2面性を有する組織であるがゆえに、地域との距離が近いうえに経験の幅も広くなるというメリットを強調していただきました。

最後に、「どこの消防に入るか?ではなく、どんな消防人生を歩みたいか?」というアドバイスで講座が締めくくられました。

法学部では、消防官志望の学生に向け「消防官プログラム」を展開しています。現役消防官をお招きする「消防官実務講座」を引き続き開催する予定です。