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2026年7月22日(水)

【法学部】授業紹介:「法学への第一歩」(第12回 暮井准教授)

暮井真絵子 准教授(刑事法)

法学部1年生を対象とした「法学への第一歩」において、刑事法を専門とする暮井真絵子准教授による講義が行われました。

講義は、先週の後藤先生による授業内容を振り返ることから始まりました。学生は六法を実際に開きながら条文を確認し、法律を学ぶ上で条文に立ち返ることの重要性を改めて学びました。

その上で、刑事法の基本的な考え方や、犯罪が発生した際にどのような手続を経て事件が解決されるのかについて、具体的な事例を交えながら分かりやすく解説しました。また、「なぜ犯罪を処罰するのか」「刑罰にはどのような役割があるのか」といった刑事司法の基本理念について学び、法が社会の安全と人権保障の双方を支える重要な役割を担っていることを理解しました。

講義では、警察官による職務質問についても取り上げられ、その法的根拠や適法に実施するための要件などが説明されました。警察官を志望する学生が多い法学部生にとって、将来の職務にも関わる身近なテーマであり、学生たちは高い関心を持って受講していました。

また、暮井准教授は自身の学生時代を振り返り、「大学で学問の本当の面白さや大切さに気付いた」と語りました。ひとつの物事を多角的な視点から捉えることの重要性を学び、その経験が現在の研究につながっていることを紹介しました。さらに、「女性の視点を生かした研究ができないか」と考えたことをきっかけに、大学院では性犯罪をテーマに研究に取り組んだことについても語られました。

加えて、お父様が新潟県の駐在所に勤務する警察官であったことにも触れ、そのような環境の中で育った経験が、刑事法や警察活動への関心を深めるひとつのきっかけになったことも紹介されました。自身の歩みや思考のプロセスを交えた講義は、学生にとって大学で学ぶ意義や研究の魅力を身近に感じられる内容となりました。

「法学への第一歩」は、法学部の専任教員がそれぞれの専門分野を紹介するリレー形式の授業です。1年生が幅広い法学の世界に触れ、自らの興味・関心を広げ、今後の学修や将来の進路について考えるきっかけとなっています。