2026年5月28日(木)
【法学部】授業紹介:「法学への第一歩」(第5回 松下准教授)
松下慎一 准教授(民法)
「法学への第一歩」(1年生対象)では民法が専門の松下慎一准教授が登壇しました。
授業冒頭では、学生が「10文字以内」で自己紹介を行うインタラクティブなアイスブレイクを実施。限られた文字数で自分を表現するワークを通じて、学生と教員とのコミュニケーションがはかられました。
今回の授業コンセプトは、「社会の変化に柔軟に対応しよう」。テーマには、「家系図作りに革命が起きた:150年前の先祖を召喚せよ!」が掲げられました。
授業では、松下先生自身が実際に戸籍を調査し、先祖をたどりながら家系図を作成した経験を紹介。学生たちは、戸籍制度を通して、自分たちのルーツや社会制度の変化について学びました。特に注目されたのは、法律改正とデジタル化による社会変化でした。
かつて戸籍調査は、紙媒体を中心に自治体窓口で行う必要があり、多くの時間と労力を要しました。しかし近年は、制度改正やデジタル化の進展により、行政手続や情報管理のあり方が大きく変化しています。授業では、こうした変化が私たちの生活や法制度にどのような影響を与えているのかについても解説が行われました。
また、家系図のマッピング方法についても紹介され、親族関係を図式化しながら整理する作業を説明。学生たちは、単なる「家族の記録」としてではなく、「法律」「行政」「情報管理」「個人の歴史」が密接に結びついていることを学びました。
授業後には、「法律が身近な生活につながっていることを実感した」「戸籍制度を初めて具体的に理解できた」「家系図作りを通して社会の変化が見えた」などの感想が寄せられました。
法学部では今後も、社会の変化を多角的に捉えながら、法律を“自分ごと”として学ぶ実践的な授業を展開していく予定です。
「法学への第一歩」の授業は、1年生が法学部での学びの全体像を把握するための授業として設けられており、法学部の専任教員がリレー形式で各自の専門分野をわかりやすく紹介する内容となっています。