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2025年11月24日(月)

【法学部】警察実務講座を開催しました(和歌山県警察)

11月7日(金)、後期4回目となる「警察実務講座」を開催しました。
今回は和歌山県警察にご担当頂きました。

講座では、講師の方の略歴に沿った形で、警察24時さながらの迫力ある実務での体験談を語っていただきました。

職務質問の体験談では、法令に基づく業務の重要性にまで踏み込んだ内容となり、受講生は法令の解釈や判例を学んでおくことの重要性を再認識できた様子でした。
また、「人」を相手にする業務の難しさなどにも触れていただき、座学のみならず実体験によって獲得できる・磨ける能力についても話題を広げていただきました。

このほか、多種多様な事件処理に対応された際の「やりがい」「苦労」などをご紹介いただいたほか、最近の動向として、サイバー犯罪への対応が急務となっており、警察官のスキルアップ向上や資器材の増強についてもご説明いただき、採用説明会では聞くことができない内容となりました。

後半には、和歌山県警察における多様な働き方をご紹介いただきました。
他府県警察と異なり、警察官一人ひとりが幅広い業務を担当することや職員同士の距離の近さへの言及がありました。

最後には、「苦手意識があっても、仕事を担当するうちに意外と出来るようになる!」とのメッセージをいただき、学生からは「幅広い業務を担うことへの不安を払しょくできた!」との声がありました。

さらに、令和6年度の採用試験から基礎能力試験SCOAに変更している点にも触れていただき、採用試験情報の獲得にもつながったようです。