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2025年10月15日(水)

【法学部】奈良西警察署・生駒警察署と連携して飲酒ゴーグル体験&駅前で飲酒運転根絶を呼び掛け!

法学部では、令和7年「秋の全国交通安全運動」(9月21日~30日)の一環として、9月26日(金)、奈良西警察署・生駒警察署と連携し、飲酒運転根絶を呼び掛けるコラボ行事を実施しました!
(本件に関するプレスリリースはこちら

近年、飲酒運転や危険運転による痛ましい事故が各地で相次いでおり、社会全体での意識啓発が強く求められています。
奈良県でも、2024(令和6)年中の飲酒運転による交通事故は29件発生し、そのうち死亡事故が1件、死者1人が確認されています。

こうした背景を踏まえ、地域の人々に直接、反射材やチラシを配布しながら「飲酒運転を絶対にしない、させない」と呼び掛けを行おうと計画されました。

当日は、法学部の学生約30名が参加し、まず初めに教室で、酔った視界を体験できる「飲酒ゴーグル」を装着して自動車シミュレーターに挑戦しました。

飲酒ゴーグルを装着すると・・・
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飲酒ゴーグルを装着することで視野が狭くなるなど普段と異なる見え方を確認・体験しました。
その後、飲酒ゴーグルを装着したまま運転シミュレーターを体験し、参加者が様々なシチュエーションに挑戦。
シミュレーターでは、限られた視界のために、急なイベント発生に対して迅速に対応できず苦戦する姿が見られ、改めて飲酒運転の怖さを体験できました。

引き続く街頭での呼び掛けでは、近鉄東生駒駅やスーパー等を利用したりする地域住民に対して、丁寧に飲酒運転根絶と交通安全を呼び掛けました。
教室においてリアルに体感した学生たちは当事者意識を高めたうえで街頭啓発に臨むことができました。

法学部における警察機関との連携は、警察実務講座や連携講義が多くを占めておりますが、このような街頭でのコラボ行事の実施は多くはありませんでした。

今回の行事を通じて、ボランティア活動を経験できたほか、現場の警察官とともに広報啓発行動に携わることによって警察活動への理解、さらには交通安全意識を高めることができたようです。