【法学部】大学生のための独占禁止法教室を開催しました

６月10日、「経済法」の講義内において、「大学生のための独占禁止法教室」として、公正取引委員会事務総局近畿中国四国事務所長の片桐一幸氏を講師にお迎えし、「競争法と公正取引委員会」と題する特別講義を実施しました。

講義では、Googleによる検索連動型広告サービスに関する技術制限事件や、電力会社によるカルテル事件など、実際の事例を交えながら、独占禁止法及び改正下請法について分かりやすく解説していただきました。

独占禁止法を中核とする競争政策は、近年その対象領域を広げつつあり、一層重要性を増しています。
これは、民間企業に就職する場合のみならず、公務員やフリーランスとして働く場合、さらには日常生活を送る消費者としても、深く関わる身近なテーマです。

受講生にとって、今回の特別講義は競争政策や公正取引委員会の役割について理解を深める貴重な機会となりました。