2025年5月12日(月)
【法学部】授業紹介:「法学への第一歩」(第4回 青田准教授)
「法学への第一歩」(1年生対象)では行政法が専門の青田テル子准教授が登壇し、行政法とはどういった法なのか、そもそも行政とは何を意味するのかなどについて説明が行われたほか、カリキュラム・ツリーで繋がる憲法との関係について解説が行われました。
授業はまず「六法の中から行政法を探してみてください」との発問から始まり、早速、六法を手に取って「行政法自体は無いような・・・」「これのことかな?」と探し始める1年生の姿が印象的でした。
私たちをとりまく行政法の事例として、母子保健法による母子健康手帳交付(生まれる前)、生まれたら出生届けが戸籍法に基づき提出しなければならないこと、食品の安全性に関しては食品衛生法、労働者の保護に関しては労働基準法、そして警察官志望の学生が多い法学部生が興味関心を示す警察官職務執行法など、様々な行政法が数多く存在していることが紹介されました。
青田先生によって「憲法の具体化法」とも紹介された行政法。
法学部では2年生からの履修になりますが、1年生からは早くも「受講したい」との声が聞こえました。
カリキュラム・ツリーとは・・・
授業科目相互の関係や学修の道筋等を表した図の総称のことで、カリキュラム全体の構造を俯瞰できるようになり、時間割を組む際に参考となる資料のことです。
法学部カリキュラム・ツリーは、下記PDFファイルから確認できます(43頁にあります)。
2025年度法学部履修要項