2025年4月21日(月)
【法学部】授業紹介:「法学への第一歩」(第2回 飛世教授・学部長)
法学部では、先週から1年生を対象に行われる「法学への第一歩」の授業が始まりました。
この授業は、1年生が法学部での学びの全体像を把握するための授業として設けられており、法学部の専任教員がリレー形式で各自の専門分野をわかりやすく紹介する内容となっています。
先週は法学部長である飛世先生による自校教育が行われましたが、本日はローマ法の講義が行われました。
自己紹介を兼ねて大学教員になったエピソードや学生時代のラテン語学習について話されたり、希少価値のある『ローマ法大全』を披露しながらローマ法に関する説明がありました。
正義の女神であるテミス像はなぜ目隠しをしているものとそうでないものがあるのか、飛世先生の熱弁を1年生がひと言も訊き洩らさないよう集中している姿が印象的でした。
授業の締めくくりとして飛世先生からは「法学は奥が深いので、できるだけ多くの教員から学んでください」「法学を学ぶ際には知識のみならず知恵も大切です」「法は喧嘩をするためにあるのではなく、問題を起こさないようにすることが大切です」とのメッセージが発せられました。