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2024年12月24日(火)

【法学部】労働実務講座を開催しました!(奈良県労働委員会)

2024年12月10日、裁判法の授業の一環として、奈良県労働委員会のご協力のもと「労働実務講座(奈良県労働委員会)」を実施しました。

今回の講座では、会長の飯田誠弁護士(奈良県弁護士会所属)にご登壇いただき、労働委員会の業務と役割についてご説明を頂いた後、実務家の観点から「ブラックバイトにご注意」というタイトルにて、アルバイトに関連して学生が巻き込まれやすいトラブルと法的な対処方法について解説いただきました。

対象が法学部生であることをふまえて、学修におけるアドバイスも含めた内容になっており、問題解決へのアプローチとして、問題点の把握から関連条文による解決までの一連の流れを丁寧に解説いただきました。
そのうえで、トラブルに巻き込まれた際の相談窓口として労働委員会を含めた複数の機関が存在することを理解できました。

講座終了後も熱心に質問する学生の姿も見られ、丁寧にご回答いただきました。
受講生からは、「弁護士という実務家による解説は刺激になった」「法律を学んだうえでの使い方がわかったような気がする」との感想がありました。

講義の様子①

講義の様子②

講義の様子③

講義の様子④

実務講座は法学部が推し進める「実務教育」の一環として実施されます。

この実務教育では、「どのような職業かを理解すること「どのような知識や能力が必要とされるかを知ること」「どのような人材が求められているかを知ること」を目的として、それぞれの分野で実際に仕事をしている方を講師としてお招きし、実体験もふまえながらお話いただきます。
法学を学ぶ意義を見出すことでさらなる学びにつなげ、キャリア教育、就職へと有機的に連関させることを目的としています。

こうした実務教育は、長年の実績を有する帝塚山大学法学部だからこそ実施できるものと自負しています。
ひとりでも多くの学生が夢に近づけるようにスタッフ一丸となって応援しています!!