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2024年6月28日(金)

【開学60周年記念事業/法学科】警察実務講座100回記念特別講座を開催しました

松岡幸司 客員教授

6月21日(金)、この4月に危険業務従事者叙勲で瑞光双光章を受章した松岡幸司客員教授を講師にお招きし、100回目となる警察実務講座「警察官人生を語る」と題した特別講座を開催いたしました。

松岡客員教授は奈良県警察で警察学校長や警察署長などの要職を歴任し、退職後の2012年、客員教授として法学部に着任しました。
着任以来、「警察研究」「警察実務演習」などの授業や「面接対策講座」などの課外講座をご担当いただき、約12年間、警察官志望学生を熱心に指導してくださいました。
昨年度を最後に直接の指導からは退きましたが、その間100名以上の警察官合格者を送り出しました。

今回は、法学部の警察関連科目の初代担当教員である松岡客員教授が、警察官人生を振り返りながら、志望動機、警察の実務、求められる素養など警察志望学生にとって貴重な話を語り尽くしました。
最後には、警察官を目指すうえでのアドバイスが学生たちに送られました。

さらに第2部として、現役警察官となった多数の教え子も駆けつけ、松岡客員教授を囲んだ座談会もおこなわれました。
座談会では、警察実務に役立つ大学時代の学びなどが語られ、警察志望の学生たちは真剣に聴き入っていました。

最後に、現在松岡客員教授の担当授業を引き継いでいる奈良県警察OBの藤本晃章客員教授からも学生に向け、アドバイスが送られました。
藤本客員教授も警察の要職を歴任した豊富な実務経験を活かし、松岡客員教授の後任として警察官志望学生への指導に熱心に取り組んでいいただいております。

警察実務講座は、今から約15年前、2009年6月29日の第1回以来、全国各地から現役警察官を講師にお迎えし、法学部の警察志望学生に採用説明会では聞けないような内容も含め様々なお話しをして頂いてきました。
採用試験合格が学びのゴールではなく、合格後の実務を見据えた学びを提供するという実務講座のコンセプトを大切にし、200回目の記念開催を目標にして、学生の希望にきめ細かく寄り添った実務講座を展開していく予定です。

講義の様子①

講義の様子②

藤本晃章 客員教授

在学生からの花束贈呈

*今回の特別講座は、帝塚山大学開学60周記念事業の一環を兼ねて開催しました。