2024年6月10日(月)
【法学部】授業紹介:「法学への第一歩」(第8回 笹邉准教授)
「法学への第一歩」(1年生対象)では民事訴訟法が専門の笹邉将甫(ささべまさとし)准教授が登壇し、研究者を目指したきっかけや大学院生時代のドイツへの語学留学、そして研究者になるか、それとも民間企業への就職かで悩んだ進路について話がありました。
民事訴訟法に関しては、民法との違いや裁判による紛争解決の重要性、そして裁判における証拠保全の大切さなどについて講義が行われました。
このほか、交通事故を題材に、民事裁判と刑事裁判の違いや裁判所の役割についてわかりやすい説明があったほか、裁判外紛争解決としてADR(Alternative Dispute Resolution)の紹介などもあり、1年生はこれから4年間をかけて学んでいく法学の世界の初歩的な知識を獲得した様子でした。
講義の様子①
講義の様子②
講義の様子③
講義の様子④
「法学への第一歩」の授業は、1年生が法学部での学びの全体像を把握するための授業として設けられており、法学部の専任教員がリレー形式で各自の専門分野をわかりやすく紹介する内容となっています。