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2018年10月17日(水)

第3回実践的中小企業経営法務(行政書士の事業戦略)

10月16日(火)5限の「実践的中小企業経営」の第3回目の講義では、行政書士のすみれ行政書士事務所代表 野村早香様を講師にお迎えし、「地域に根ざした身近な法務アドバイザーを目指して」をテーマに講義をしていただきました。

 野村様は、行政書士試験に合格した後、独立に向けて社会保険労務士事務所に勤務することで、労務手続き、労働問題相談、月次会計記帳などに従事して実務を学び、平成23年に行政書士事務所を開業、平成26年からは「すみれ行政書士法務事務所」の名称で生駒市で事業を行っています。「すみれ」には、花言葉の「誠実」という意味と、宝塚歌劇団(テーマソングが「すみれの花咲く頃」)の大ファンであるという意味が込められているそうです。

従来の法学教育では行政書士試験の対策ばかりに目が行きがちですが、本講義では合格した後の事業戦略について、講師のリアルな体験を通じて学べるのが特徴です。学生たちは、通常の行政書士が主に請け負っている建設業の許認可申請を扱わずに、法律改正の多い福祉業界の許認可申請に特化した野村様の事業戦略について、興味深く聞き入っていました。

グループディスカッションでは、「あなたが人のためにできることは何ですか?」をテーマとして話し合い、学生たちが家族や友人のために行っていることについての意見発表が活発に行われました。

 

すみれ行政書士法務事務所HP:http://sumire-houmu.com/

行政書士の法律から学ぶタカラヅカ:https://ameblo.jp/takarazuka-gyouseisyosi/