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2017年8月28日(月)

【アドバンスプログラム】集中講義にてマネジメントゲームを実施

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経済・経営・法の社会科学系3学部の連携教育プログラム、アドバンスプログラム(法学部担当:松下慎一准教授)の授業の一環として、8月22日から24日の3日間にわたってマネジメントゲームが実施されました。

マネジメントゲームとはボードを使った経営シミュレーションゲームのことで、一人ひとりが社長になって会社を経営し、利益・コスト構造を学びながら、活きた会計学を身につけることができます。

1日目は、マネジメントゲームのルール説明の後、松木智子経営学部長(管理会計論)から、貸借対照表、損益計算書、損益分岐点に関する講義がなされました。

2日目は、マネジメントゲームインストラクターの資格保有者である有限会社鹿間工業の鹿間大取締役社長を中心に、奈良県中小企業家同友会のメンバーの協力の下、学生たちはゲームを進めながら決算書や貸借対照表を手書きで作成しました。

3日目、慣れてきた学生たちは販売戦略を立てながらゲームを進め、決算書や貸借対照表を自力で作成できるようになり、毎期の自己資本の成績を貼り出したグラフを見ながら、自身の意思決定が自己資本にいかに影響したかを振り返っていました。

早朝9時から18時まで3日間にわたって学んだ学生たちが講義終了後のアンケートの中で、「分かりやすく楽しく学べた」というだけでなく、「物の値段の決め方やマーケットを読むことの難しさを痛感した」、「社長の苦労がよくわかった」などと述べていることから、会社経営、購買行動や販売行動の経済的分析、会計、企業の法的リスクを学ぶきっかけとして、非常に魅力的なプログラムであったようです。

ライバル会社との価格競争

毎期の自己資本をグラフで確認