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2017年6月12日(月)

ひまわりの絆プロジェクトを全国に(京都府警察による警察官実務講座)

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6月6日(火)帝塚山大学図書館Cキューブにて、通算第60回目の警察官実務講座が開催されました。

隅田陽介講師(刑法)による開会の挨拶の後、講師を務める京都府警察の現職警察官から、犯人逮捕に至るまでの息をのむような話が紹介されました。

また、学生たちの印象に残った話として、「ひまわりの絆プロジェクト~命の大切さ、交通事故防止を京都から全国に~」が紹介されました。

事前に教学支援課(法学部)から、ひまわりの種を受け取っていた学生たちは、以下のような遺族と京都府警察本部の思いを受け止め、安全運転に心がけることを誓っていました。

(以下、京都府警察のホームページhttp://www.pref.kyoto.jp/fukei/shien/himawari.htmlより引用)

「来年、一緒に植えようね。」と母が言ったその数ヶ月後の平成23年11月、陽大(はると)ちゃん(男児、当時4歳)は交通事故により亡くなられました。

陽大ちゃんが、生前大切に育てていたひまわりの種はご遺族から警察官に引き継がれ、警察署の花壇で見事な大輪を咲かせました。

平成26年9月、そのひまわりの種を警務課犯罪被害者支援室が譲り受け、陽大ちゃんが生きていた証を残したいご遺族への支援とともに、命の大切さと交通死亡事故根絶の願いを込め、平成27年5月18日(陽大ちゃんの誕生日)に京都府警察本部を始め府下全警察署等でひまわりの植栽式を行いました。(一部、18日前後に植栽)

この夏、警察署等で咲いているひまわりを見て、府民の方ひとりひとりが命の大切さについて考えるとともに、安全運転を心がけましょう。

また、平成28年は全国でひまわりを咲かせていく方針です。