第9回 「法学部リレー講義」を実施しました

6月16日(月)に、第9回となる「法学部リレー講義」を実施しました。

今回の講義を担当されたのは、知的財産法を担当されている高教授（プロフィール等はこちら）でした。「知的財産法」に関して、１年次生に向けて詳しく解説されました。

今回の講義では、知的財産権の役割や機能など基本的事項を確認した後、知的財産権の特徴と知的財産権が侵害された時の対応を解説されました。

後半部分での特許権や商標権をめぐるトラブルの事例では、受講生が興味を持って講義を聞けるように、写真や図が多用されたり、身近な事例が用いられたりしていました。

特許権侵害については、「切り餅」をめぐってトラブルとなった、越後製菓とサトウ食品の訴訟を使いながら説明されていました。商標権侵害については、「看板」をめぐってトラブルとなった、かに道楽とかに将軍の訴訟を使いながら説明されていました。

講義の途中には、学生に意見を求めたり、アップル社のアイフォンをめぐる日本企業との商標使用に関するトピックやスマートフォンをめぐるアップルとサムスンの争いを紹介するなど、受講生を飽きさせない工夫が随所に見られる講義でした。