第35回 警察官実務講座を開催しました(京都府警察)

6月6日(金)に、京都府警察から講師の方をお招きし、35回目となる「警察官実務講座」を開催しました。

今回は、警部補の方が講師として登壇されました。

まず、自己紹介から始まり、ご自身の職務経験、特に、管区機動隊での活動体験（東日本大震災時の経験）、捜査から逮捕に至るまでのリアルなお話しなどを聞くことができました。

引き続いて、京都府警察が独自に作成したDVDを視聴しながら、京都府警察の業務内容について理解を深めることができました。

耳で聞くだけではリアルなイメージを持てませんが、目で見て実際の業務を理解できたように思います。
その後、PowerPointを使用して、各業務の詳細な説明がありました。

【DVDの内容】
　

終盤では、警察学校ではどのような内容を学ぶのか、写真等を利用しての解説があったほか、採用試験に関して詳しく解説して頂きました。

警察学校では、「スタートラインは全員一緒！」「体力勝負になる！」「ロールプレイングによる実習がある」といったメッセージのほか、採用に関しては、「人物重視の採用方針をとっており、それを可能にする採用方法を実施している」旨の説明がありました。

京都府警察の特徴として、他の警察本部には見られない平安騎馬隊の存在やその能力が全国トップレベルといわれるサイバー犯罪対策課の存在など、実務講座でしか聞くことのできない話題等に、受講生も懸命にメモをとっていました。

また、今回の講座では、講師の方が法学部出身ということもあり、「法学部での学び」と「警察官の職務」の関連性に話が及びました。
警察官を目指す受講生たちは、法学部において法学を学ぶ意味を再発見できたのではないでしょうか。

受講生にとっては刺激的かつ有意義な時間だったように思います。

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いよいよ今年度の警察官実務講座・消防官実務講座が本格的に始まりました。

詳しい日程等は、こちらをご覧ください。