第4回 消防官実務講座を開催しました(奈良県広域消防組合)

 

7月18日(金)に、地元の奈良県広域消防組合から３名の講師をお招きし、4回目となる「消防官実務講座」を開催しました。
奈良市消防局に引き続いて、今年度２回目となる消防官実務講座になりました。

 

今回の講座は、①消防の歴史、②奈良県広域消防組合の概要、③採用試験、④現場の体験談、この４つを柱とするものでした。

歴史のパートでは、消防の誕生した江戸の時代から現在までの変遷をたどりながらの解説がありました。また、救急に関しても、消防と同様に、誕生から現在までをたどりながら、解説がありました。

◎ 途中には、簡単なクイズもありました ◎

奈良県広域消防組合のパートでは、講師の方が、実際に設立に関わっていたことから、組合設立の経緯を丁寧にご説明いただきました。
引き続いて、組合の概要についても解説を加えていただきました。

▲ 消防車両の紹介 ▲

▲ 災害の様子 ▲

採用試験のパートでは、消防学校の様子のほか、試験に関する詳しい説明がありました。
このほか、「組合の将来を担う人材となる消防官を目指せ！」という、熱いエールを送っていただきました。

現場の体験談のパートでは、帝塚山大学出身のＯＢの方に、消防学校の様子や実務経験を語っていただきました。

講師の方が救急業務についておられるとのことで、現場での様々なお話を聞くことができました。
特に印象深かったのは、「現場では様々なドラマが起きている」「人を助けるということは容易ではない」など、現職の方にしか聞けないお話を聞くことができた点です。

今回は、地元の消防組合とあって、多数の受講生が参加しました。
講座終了後も、講師の方への個別質問に列ができましたが、１人１人に丁寧に対応していただきました。