News

2014年6月13日(金)

第36回 警察官実務講座を開催しました(兵庫県警察)

20140613リレー講義01.JPG6月13日(金)に、兵庫県警察から講師の方をお招きし、36回目となる「警察官実務講座」を開催しました。

今回は、いつもの実務講座とはテイストの異なる「学生との対話を重視した講座」でした。
講師の方の警察官としての経験を踏まえて、職務のやりがい・判断の難しさが語られ、逮捕の際の瞬時の判断や職務質問での対応など、実務上の問題点にも触れながらの講座でした。

   20140613リレー講義02.JPG

時には、受講生に意見を求めたり、ユーモアを交えたりするなど、90分の講義が短く感じられました。

終盤には、「求められる警察官像」についても言及があり、人と接する以上、たくさんの経験を積んで知識を多く得ておくことが重要だと強調されていました。試験対策を行う必要もありますが、「社会経験の重要性」や「チャレンジ精神の必要性」を強く感じさせられました。

20140613リレー講義03.JPG
〈受講生が笑顔になる瞬間もありました〉

今回の講師の方は、前回の講師の方と同じく、法学部出身ということで、「法学部で法学を学ぶことの意義」をとても強調されていました。

法学の知識を身に付けた上で、警察学校において法学を学ぶと、理解が容易に進むほか、警察官になった後でもその知識を役立てることができるというお話が印象に残りました。現場では、法の執行者として、犯罪を検挙するために法を駆使することが求めらており、法学の知識の重要さを実感できました。  

これと同時に、法学だけを学ぶのではなく、社会経験をたくさん積んでおくことも必要であり、ボランティアやアルバイト経験など、様々な経験が警察官の職務に大いに役立つことも実感できました。

 20140613リレー講義04.JPG