News

2014年7月14日(月)

第13回 「法学部リレー講義」を実施しました

20140714リレー講義03.JPG7月14日(月)に、第13回となる「法学部リレー講義」を実施しました。

今回の講義を担当されたのは、経済法・国際経済法を担当されている馬場准教授(プロフィール等はこちら)でした。
経済法・国際経済法」に関する、1年次向けの解説がありました。

今回の講義は、身近な事例を通して、市場における「競争」を軸にした講義展開となりました。
これまでの講義とは異なり、経済学で学ぶ「市場経済」や「需要と供給」という語が登場し、受講生は、経済学と関連する法学の科目があることを知ることができた様子でした。

〈生徒に考えさせたり質問たりするなど双方向授業が行われました〉
20140714リレー講義01.JPG 20140714リレー講義02.JPG

講義前半は、「経済法」に関する講義でした。 
「市場と競争」に関して、詳しい解説がありました。公正で自由な競争ができるルールに関して、「独占禁止法」や「公正取引委員会」といった法律や制度の解説がありました。

講義後半は、「国際経済法」に関する講義でした。
前半の内容は、国内に目を向けたものでしたが、後半は国家間の取引である「貿易」に関する国際ルールに目が向けられました。
貿易を自由化した際の問題点を指摘され、自由な貿易に関してルール整備の必要性が解説されました。
「WTO」や「TPP」といった、言葉が登場したほか、国家間のルールを整備しておくことが、いかに重要かが理解できる内容でした。

20140714リレー講義04.JPG 20140714リレー講義05.JPG
20140714リレー講義06.JPG

今回の講義では、法学以外の用語が多く登場しました。
報道等でよく耳にするこれらの単語に触れたことで、「これまで以上に関心を持って報道に接することができると思います。」という受講生の声もありました。