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2014年7月2日(水)

第11回 「法学部リレー講義」を実施しました

20140630リレー講義01.JPG6月30日(月)に、第11回となる「法学部リレー講義」を実施しました。

今回の講義を担当されたのは、商法を担当されている福本教授(プロフィール等はこちら)でした。「商法関連科目」に関して、1年次生向けの解説がありました。

今回の講義では、1年次向けの講義ということで、まずは基礎的な知識を確認がありました。その上で、商法に関する紹介があり、その後、「株式」にスポットを当てた解説が行われました。

前半は、民法と商法のそれぞれの役割が解説された後、商法関連科目の概要の説明があり、帝塚山大学法学部で開講されている商法関連科目が紹介されました。併せて、履修モデルや商法が関連する職業等の紹介もありました。

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〈ファイナンシャル・プランナーや証券外務員試験対策にも言及されていました!〉

後半は、「株式」に関して、歴史的なお話しや身近な事例を通した解説が行われました。
最初に、株式会社の起源について言及されました。高校の世界史で出てくる「オランダ東インド会社」が登場するなど、法学にも歴史が関係することに驚いた受講生もいました。

20140630リレー講義04.JPGその後、「株式」の具体的な役割に関して、経営者の視点と株主の視点という異なる視点から丁寧な解説が行われました。

「株式」の果たす資金調達の役割、株主の権利や株主総会の役割、さらには「M&A」への言及など、身近な事例を通した解説が行われ、受講生たちも関心を持って受講していました。