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2013年12月13日(金)

大阪府警察 元住吉警察署長による「警察官実務講座(特別編)」を実施しました

 

講師のお写真

12月9日(月)の「犯罪心理学」の講義の枠内において、大阪府警察 元住吉警察署長をお招きし、「警察官実務講座(特別編)」を実施しました。

 

講師は、大阪府内の警察署長や警察学校の教官を歴任されており、現在は大手百貨店の法務対策に携わっておられる方です。その他にも機動隊、地域警察、検死官などの職務もご経験があるとのことでした。

冒頭、警察法を引用しながら警察官としての職務を説明され、「警察官は変化に富むやりがいのある仕事」「いい仕事をしたと思える達成感がある」と話されました。
そして、大阪府警察学校の卒業式の様子を写真や動画を利用して紹介され、警察学校での生活の様子等について詳しい説明をして頂きました。

聞くだけではイメージしにくい警察学校の様子も、写真や動画を併用することで、リアルに実感できました。

警察学校卒業式の様子01 警察学校卒業式の様子02

 

そして、今回の講演テーマである「どうしたら警察官になれるのか?」に関して、元警察幹部としてのご経験を踏まえて、採用試験合格の秘訣を受講生にアドバイスして頂きました。
警察官は公務員であるが「単なる公務員志向ではダメ」など、警察官採用試験を受験しようとしている受講生にとっては、適切かつ貴重な情報を獲得することができ、受講生は熱心にメモを取っていました。

講義の様子

最後の質疑応答では、受講生から多くの質問が出ました。
講師の方は、こうした多数の質問にも丁寧に回答され、警察の勤務態勢や警察官として求められるものは何かなど、受講生にとっても大変参考となるお話をして頂きました。

終了後の質問01 終了後の質問02
【授業終了後も教室に残って頂き、受講生たちの質問に応じて頂きました】

普段の警察官実務講座とは異なり、元警察官の方のお話を直接に聞くことのできる機会に接し、来警察官を目指す学生たちにとっては大変興味深い内容となる講演でした。