2013年6月17日(月)
法学部主催「キャリア特別講演会」を開催しました
法学部では、6月7日(金)に、これから本格的な就職活動を開始する3年生を主な対象として、「キャリア特別講演会」を開催しました。講演会当日は、株式会社マイナビにて就職事業本部企画広報部キャリアサポート開発課課長をされている間瀬清吾(ませしんご)氏を講師にお迎えしました。参加した学生及び教職員は、間瀬氏の軽妙な語り口に聞き入っている様子で、あっという間の90分の講演会になったようでした。
講演会の冒頭、学生達がスーツ姿でしっかりと挨拶する様子を見た間瀬氏からは、「この時期にスーツで参加する学生達を見たことはなく、また、挨拶もしっかりできており、本当に素晴らしいことです」とお褒めの言葉を頂戴しました。
法学部では教職員一丸となって、マナー指導の徹底を図っており、その成果が目に見える形で現れたため、教職員一同も喜びを隠しきれない様子でした。
最初に、「メモの大切さ」について説明され、「メモを取ること」によって、コミュニケーション能力や仕事の処理能力をブラッシュアップできる等のアドバイスをされました。
緊張していた学生達は、導入部分に当たる柔らかいテーマのお話に少しリラックスできた様子でした。
そして、今回のメインテーマである就職活動に向けての心構えについてお話しいただきました。就職活動において大切なことは、①入社を希望する理由を相手にきっちりと伝える、②自分に合った仕事を決める、という2点であることを何度も強調されていました。
①の点については、企業に自分を売り込むのは、好意を持っている人に対する接し方と類似しているという、学生の身近にある例え話を交えながら、分かりやすくご説明いただきました。
②の点については、「自分を知ること」が大切であると強調され、そのきっかけとして、経験の蓄積の大切さや第三者評価(他者評価)が大いに役立つことを学生に伝えていただきました。その後、より実践的な内容に踏み込んで、経験から自分の特性を知る練習をしたり、他者評価を実践したりしました。聞くだけの講演会ではなく、聞いた内容をすぐに実践でき、学生達は、たくさんのノウハウを勉強できる良い機会に恵まれました。
〈グループワークに取り組む様子〉
講演会の終盤では、マイナビの上手な使い方やインターンシップの重要性を教えていただき、最後に「自分が思い描く将来像をイメージしながら、真面目にコツコツと準備をすれば、就職活動を乗り越えられる!」という熱いメッセージで講演会が締めくくられました。
【熱いメッセージを学生たちに送る間瀬氏】